湘南T-SITE内のパン屋さん『パンとエスプレッソと湘南と』。ふわふわ食パン「ムー」をはじめ、焼きたてのパンを求めて毎日多くのお客さんが訪れる人気のお店です。スタッフのみなさんに、湘南店ならではのパンへのこだわりについてお聞きしました!
湘南T-SITE 2号館の1Fにあるパンとコーヒーのお店『パンとエスプレッソと湘南と』。
大きな窓から明るい日光が射し込み、広々とした店内には香ばしいパンとコーヒーの匂いが広がります。
湘南T-SITEでのお買い物のついでにも立ち寄りやすいこちらのお店。
気分に合わせてお好きなパンをテイクアウトすれば、食卓を一段と華やかにしてくれること請け合いです。
No.1人気の食パン「ムー」
看板メニューは、バターが香るふわふわの食パン「ムー」。
フランス語で「やわらかい」という意味の名前の通り、ふんわりとした食感で、豊かなバターの風味を感じることができます。
高級食パンブームの先駆けともされ、過去には雑誌『&Premium』の選ぶ「日本のおいしいバゲットと食パン、 この10本」でも取り上げられた逸品です。
型に入れる際に、生地をふたつの固まりに分けることで、ムー特有の綺麗なキューブ型に焼き上がるそう。
焼きたての「ムー」を朝10時から提供するため、製造スタッフたちは毎日5時半からお店に集まります。
焼き上がったばかりのパンを目当てに、開店とともに多くのお客さんが訪れるそうです。
そんな『パンとエスプレッソと湘南と』の楽しみ方は、テイクアウトだけではありません。
併設のカフェスペースには、テーブル席・カウンター席合わせて25席を用意。お店で購入した焼き立てのパンを、その場でいただくことができます。
コーヒー・紅茶・レモネードなど、ドリンクメニューも充実。さらに「鉄板フレンチトースト」などのカフェ限定商品もたいへん魅力的です。
カフェメニュー限定、アパレイユに一晩漬けこんだ「ムー」でつくる「鉄板フレンチトースト」
『パンとエスプレッソと』の系列店は、全国に24店舗。しかし、その品揃えやレシピは店舗によって異なります。
「地域に根ざす店づくり」を大切にしている『パンとエスプレッソと』では、なんとそれぞれのお店ごとに、地域の特徴に合わせたメニュー・製法を自分たちで開発し続けているんです。
「素材の良さがわかる湘南のお客様たちの期待に応えるべく、マーガリンやショートニングは一切使用せず、パン生地はもちろん、クリームやジャムに至るまで自家製にこだわってつくっています」と、店長の西岡さん。
「ピスタチオホワイトチョコチップスコーン」。ムーに次ぐ人気商品です
ショッピングモールの1階という好立地で気軽に通いやすく、主婦の方やご家族連れの常連も多い湘南店。
湘南店のメニューは、なんと食パン「ムー」以外のほとんどがオリジナルの商品なんです。
そんな新メニューの開発には、湘南の町を愛する製造スタッフのみなさんが積極的に参加するのだとか。
いつも明るい製造チームのみなさんは、取材当日も和気あいあいとした雰囲気で対応してくれました。
田内さん(写真右から2人目)は、「いろんな種類のパンを並行してつくるので、焼きのタイミングや、チームのテンポを合わせるのがコツなんです」と語ります。
また、「お客様に『綺麗!』と思っていただけるよう、パンの見栄えにもこだわってつくっています。お写真もぜひ撮ってください〜!」と、若杉さん(写真右)。
スタッフ・若杉さんの推しパンは、ボリュームたっぷり「ウィンナービーンズ」
パンづくりへのこだわり、そして地域へのやさしい心遣いを感じさせる『パンとエスプレッソと湘南と』。
お近くに立ち寄った際はぜひ、湘南で生まれた自慢のパンの数々を召し上がってみてはいかがでしょうか。
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パンとエスプレッソと湘南と
プロフィール
西岡柚香さん
『パンとエスプレッソと湘南と』店長。湘南地域のお客様に喜ばれるようなオリジナルメニューの開発を続け、クリームやジャムなども自家製のものを用いて、素材にまっすぐこだわったパンづくりを心がけている。